ステンレスシンクの仕上げには、ツヤを出さない「つや消し仕上げ」、同じ方向に磨き髪の毛のような模様？をつくる「ヘアライン仕上げ」、無方向に細かい研磨模様をつける「バイブレーション仕上げ」などがあります。

 

その中で、YouTubeで多くの動画が投稿されている、鏡のようにピカピカに仕上げる「鏡面仕上げ」があります。

 

実際の生活には向かないかもしれませんが第一印象で強烈な印象を与える仕上げでもあるので、不動産管理会社さんからのご要望が高い仕上げでもあります。

 

しかし、鏡面が過ぎると生活キズがすぐに目立ってきてしまうこともあるので、私自身はおススメしてはおりません。。。

底面の深い傷は残っていますが、それ以外の傷を平滑にし傷の深さをごく浅いものにすることで鏡面に仕上がりました。

 

工程数は７工程。

 

全ての工程においてすべての傷を残らず置き換えていき、自分の付けた傷を極力残さないようにしていきます。

底面・縦面は機会を使用し、そのほかの細かい部分は手磨き。

 

機械・手磨きの両方で同様の仕上げができるのが理想です。

蛇口まわりも丁寧に磨き上げ、光沢感に違和感が出ないようにします。

 

鏡面は生活に向かない仕上げかもしれませんが、自分でつけた傷をつけず鏡面に仕上げるということは、再生研磨を行う上で欠かせない技術を駆使できているということでもあるので、技術的に一つの目安になるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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